2016/9/9公開の記事です。現在の状況と変わってる場合もございますことをご了承ください。
路上工事看板設置関連通達改正のポイント
路上工事看板の課題と関連通達
- 1.改善の背景と趣旨
路上工事に対する道路利用者からの不満や苦情は、依然として多い。
従来の路上工事看板に対する道路利用者の声
「何のために工事をしているのか?」 「いつになったら工事が終わるのか?」
【「道路利用者満足度調査」では、道路利用者の路上工事に対する満足度 は平成 14 年度から 16 年度までは 15 項目中の 14 番目、平成 17 年度では 13 番目の低さ】
「ユーザーの視点に立った道路工事マネジメントの改善委員会」
平成15年6月設立
『道路利用者の立場に立った施策を一層推進するための検討』
平成15年10月に改善委員会が「ユーザーの視点に立った道路工事マネジメントの改善について~外部評価に基づく工事とその影響の縮減~」を提言としてとりまとめ。
何の工事か? 何のための工事か? いつ終わるのか?
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・利用者にわかりやすく周知
・道路工事に対する理解を促進
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道路利用者及び道路工事現場周辺地域に対し工事情報を提供することが必要
一層の情報提供の改善を図り、道路工事に関する情報をわかりやすく提供
工事主体(誰が?) 工事目的(何のために?) 工事期間(いつまで?)
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一目でわかる路上工事看板を導入
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- 課題1 何の目的で行う工事かわからない。(工事目的の不表示)
課題と関連通達
表示例
- 課題2 占用工事なのに「道路工事中」と表示。(看板表示の間違い)
今回の
「道路工事保安施設設置基準」
の改正に伴い、占用工事の場合は「地下鉄工事中」、
「ガス工事中」、「電気工事中」等、占用工事であることを道路利用者が識別できるように表示するよう再徹底。
占用工事の表示例
- 課題3 路上工事看板が重複してわかりづらい。(路上工事看板の乱立)
路上工事看板の設置にあたっては、
重複している路上工事看板類を撤去し、看板の乱立を防ぐことによって、見やすいようにする。
占用工事の表示例
※ 詳しくは、関係機関に問い合わせてください。